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2021.07.13

4月期生初めての模擬授業

みなさんこんにちは。CMB日本語教師養成講座、コーディネーターの野丸です。

本日は本講座4月期生の初めての模擬授業でした。

昨日受講生にお会いしたときにとっても不安そうにされていましたが、TRY&ERRORの精神で頑張りましょう!とお話しさせていただきました。

①模擬授業:動詞のグループ分け

まず最初は受講生のNさん。担当は、「動詞のグループ分け」です。動詞がⅠ~Ⅲまでどのグループに属するのか(日本語教育では国語と違って「~活用」という分類ではありません)、また分類する見分け方を説明します。

ただ、言葉なので、原理原則がすべてに当てはまるというわけではなく、例外があるために説明に骨が折れます。準備してきているはずなのですが、なぜかうまくいかない…そんなもどかしさにNさんもぶつかっていました。

②模擬授業:「~ています」

つぎはYさんの出番です。「~ます」「~ています」「~ました」の概念を教える授業。

飲みます(飲んでない)→飲んでいます(今飲んでいる)→飲みました(飲み終わった)

という流れをジェスチャーを交えながら伝えていました。でも、文法的な概念を教えるのって大変ですよね。英語などを介してなら何とかなりそうですが、直接法は日本語だけで教えますので大変です。実際に今回職員が模擬授業の学生役で参加しましたが、「参加してみて初めて日本語教師の大変さが分かりました」といっていました。

今回の学生役

今回の学生役は講師陣を含め7名が参加。学生役なので話し方を留学生っぽくしたり、学生がよく間違えるようにやってみたり。受講生は戸惑いつつも、何とか対応していました。二人の対応力は講師からの評価も上々でした。

③フィードバック

最後は講師からの振り返りです。学習者目線で的確な指摘が飛んでいました。講師は豊富な経験から次につながる具体的なアドバイスをします。受講生も次に向けてのヒントを一生懸命メモしていました。次の模擬授業が楽しみです。

実習を大切にしています

当たり前のことですが、学生を指導するための力は実習を重ねて行くことでしか培われません。ですから教案作成から教壇実習まで何度もリハーサルを重ね、粘り強く指導していきます。また、個々の能力にあわせて、ゴールを見据えながら丁寧に指導するよう心がけています。ここにベテラン講師陣の豊富な指導経験が生きており、私たちCMB日本語教師養成講座の大きな強みと考えております。

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