先日5月14日土曜日に都賀コミュニティセンターにおいて、異文化交流ワークショップ第2弾。「ネムザンをつくろう」を開催しました！

今回は第2弾。

前回1月の「バインミー」に引き続き、今回は第2弾。第2弾はベトナム風揚げ春巻の「ネムザン」をつくろうというもの。バインミーの方が日本では有名ですが、母国ではとってもメジャーな食べ物なのです。

イベントの趣旨

本学園は1948年創立。西都賀にきてからも40年以上がたつのですが、これまではあまり地域の方々に知られた存在ではありませんでした。学校だと思うけど、どんな学生が通っているのか。外部から見たら、よくわからないのも無理ありません。

そんな学園のことをすこしでも知っていただこう、というのが発端。

また、本学園の専門学校、日本語学校には合計500名以上の外国人留学生が在籍しています。コロナ禍で彼らもアルバイトや学業に影響を受けつつも、何とか必死に頑張っています。

方や、メディアで報道され、目立つのは外国人犯罪ばかり。彼らを見る世間の目はおのずとネガティブになるのではないでしょうか。そんな彼らの実像と先入観との乖離を埋めるには、「面と向かって」「話してもらう」のが一番という考えでこの企画となりました。

まず本校の学生の約半数を占め、昨今観光地としても人気がある「ベトナム」のことをきっかけにして親近感を持っていただけるように、「バインミーをつくろう」を企画、そして第2弾は「ネムザンをつくろう」を開催したわけです。

今回は都賀コミュニティーセンターをお借りして、新型コロナウィルス感染防止のため、人数を減らしての開催。2つの教室で交互にワークショップを行いました。

料理実習室：ネムザン作り

1グループ4人程度に分かれて、留学生からそれぞれレクチャーを受けつつ、お互いのことを話しつつ、和やかな雰囲気でワークショップが進みます。料理を通じてコミュニケーションも弾みます。中にはベトナムに詳しい方もいて、突っ込んだ質問も！留学生も意外なベトナム通の出現にびっくりしつつも、母国の文化に興味を持ってくれる日本人の存在に喜んでいました。

レシピ：THUYさんのネムザン

レシピは以下の通り。ぜひご家庭でもチャレンジしてみてください。

音楽室：交流会

音楽室では中国、ガーナ、モンゴルの各国出身の学生との交流会です。本校にはベトナムだけでなく、様々な学生がおり、せっかくなのでいろいろな文化に触れていただこうと、企画しました。外国人というと英語を連想する方がきっと多いと思いますが、実は日本にいる外国人の多くは平易な日本語、いわゆる「やさしい日本語」を使うとよりコミュニケーションがとりやすいのです！ファシリテーターの職員からの簡単な説明の後、各グループで懇談。お互いの自己紹介からそれぞれの国のことを話しあっていただきました。

多くのご参加ありがとうございました。

当日午前中に雨も上がり、多くの方にご来場いただきました。また、アンケートにも「楽しかったです」や「いろいろな国のことが知れてよかった」など、ご好評いただきました。

これからも学生と地域の方々の交流の場として、また異文化理解のきっかけとして、このようなイベントを開催していきたいと思います。お楽しみに！！！