日本語という語学だけでなく、日本の文化、日本人の考え方、日本での生活習慣を教えることも非常に大事な仕事です。
教え方ひとつで、学習者の日本に対する興味の度合いが違ってきます。
責任も大きい仕事ですが、それだけにやりがいもあり、大事な役割を担う仕事です。
生徒は日本で就労・進学する外国籍の方、海外で日本語を専攻する学生など多岐にわたり、教師を必要としています。
定年後の職業として選ばれることも多く、主婦、学生、その他年齢を問わずいつからでも始められて、いつまでも続けられる。働き方も、働く場所も選べる。それが日本語教師です。
2019年10月末現在の外国人労働者の数は146万人を超え、過去最高を更新しました。 今後も国内外の日本語学習者は増加傾向にあり、日本語教師の需要が増しています。
日本語学習者は年々増加する一方なのに対し、日本語教師の数は横ばいな状況が続き、学習者の数に対して日本語教師の数が圧倒的に足りていません。
このことから、日本語教師は今後も必要とされる仕事と言えます。また、未経験者や高齢者の採用が増えており、就職に大変有利な状況です。
2019年10月現在、文化庁を中心に「日本語教師資格の国家資格化」の話し合いが行われています。
日本語教師資格を国家資格にする新制度は2023年頃までには施行される可能性が高いと考えられており、420時間コースを修了しておくことで、新試験に対して大きなアドバンテージになることは間違いなく、さらに新試験を受ける必要がなくなる可能性もあるといえます。
多くの教育機関で応募条件として定められているのが、420時間養成講座の修了です。約6ヶ月~1年以上の通学が必要です。
日本語教師に求められる知識と実技をバランスよく学習できます。実習が充実している講座が多いので、修了生は採用時に即戦力として期待されます!
学習時間の目安 | 学習費用の目安 | 学習スタイル |
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約6ヶ月〜12ヶ月 | 約50~70万円 | 通学 |
問題集などで独学も不可能でありません。
しかし、知識が多く問われる内容のため、実際に現場で教える場合には、養成講座の実習コースを受講して、実践経験を補うなどの工夫が必要です。
学習時間の目安 | 学習費用の目安 | 学習スタイル |
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約6ヶ月 | 約3~10万円 | 通学・通信・独学 |
時間をかけて、専門知識をじっくり学ぶことができます。
現在、社会人の方にとっては、改めて大学や大学院で学ぶという選択は、経済的にも時間的にもハードルが高いかもしれません。
学習時間の目安 | 学習費用の目安 | 学習スタイル |
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約12ヶ月〜48ヶ月 | 約30万円~(通信制の場合) | 通学・通信 |
千葉市で日本語学校を運営する学校法人瀧澤学園のCMB日本語学校養成講座なら、文化庁が定めた420時間のカリキュラムを最短3ヶ月で修了可能!
また、当学園在籍の留学生を相手にした180時間の実践的なカリキュラムで、実践力が備わり就職時のミスマッチを防ぎます。
「通学で日本語教師の資格を取得したいのに住んでいる地域に学校がない...」などの理由で諦めていた方のために、寮をご用意致しました。
※数に限りがございますので、詳しくはお問い合わせください。
CMB日本語教師養成講座では、グループ内に留学生が通う専門学校や日本語学校を併設しています。
実際の教育現場を見学することで就職後のイメージがつきやすく、教科書からは得ることのできない、教え方のポイントなどを学習できます。
本講座では、受講者様それぞれの目的・ライフスタイルに合わせて選択可能な3つのコースをご用意しております。
また、時間密度の濃い講座スケジュールでどこよりも早く・確実に日本語教師として働くことができます。
CMB日本語教師養成講座では、国内外でキャリアを積んだ優秀なベテラン講師が在籍しております。
また、本校在籍の現役日本語教師と経験豊富なキャリアカウンセラーが、これから日本語教師を目指すあなたの不安や心配を共有し解消するためのサポートをさせていただきます。
420時間のカリキュラムを最短3ヶ月で修了できるコースです。
理論と実技をバランスよく学習しながら、最短で修了できるので、すぐにでも日本語教師として働きたい方におすすめです。
420時間のカリキュラムを半日(午前or午後)で学べるコースです。
現在お仕事をされている方や、家事や子育てをしながらでも通いやすい講座内容です。
420時間のカリキュラムを土・日・祝日で学べるコースです。
平日はお仕事をされている方でも効率的に資格取得をすることができます。
私は自分自身が留学生として、2014年に中国から来日しました。
日本で生活する中で、一番大切なのは日本語を覚えることで、私自身も同じ道を経験してきました。
日本語の教師を目指した一番の理由は、「来日した留学生を語学の面からサポートしたい」と思ったからです。
そして日本の大学を卒業し、日本語教師養成講座を修了して現在に至ります。
日本語教師の仕事は大変なこともたくさんあります。
まず、”文化の違い”を教えることに一番苦労しています。文化が異なるため、「そもそも言葉の概念すらない」このような場面に多く遭遇します。
例えば「おもてなし」「もったいない」「絆」といった言葉は、国によっては存在せず、その説明に終始することもしばしばあります。日本語は曖昧な表現が多く、言葉の意味をきちんと説明するのがとても難しいです。
そのため、生徒が授業を理解してくれた時や、今まで分からなかった言葉が理解された時の喜びや充実感は、その何倍にもなって返ってきます。
これから日本語教師を目指す方には、色々な国から生徒が来ることを理解した上で、文化の違いを理解して授業を楽しんでいただければと思います。
学生から教えられる事も多く、刺激のある仕事だと私は思っています。
私は、大学の教育学部で日本語教育を専攻修了し、現在日本語教師として働いています。
2019年の夏まで約1年4ヶ月の期間、ベトナムにある姉妹校のCMBダナン日本語センターで日本語教師として働いていました。
少しだけ、私が赴任したダナンについてお話させて下さい。
ダナンはベトナム中部位置する都市で、日本でも人気急上昇中のビーチリゾートです。近くには古都ホイアンなど4つの世界遺産があり、世界遺産巡りの拠点としても有名です。
ベトナムの中でも比較的治安が良く、適度に栄えていて女性でも安心して過ごすことができます。
現地では、主に将来のために日本語を習う子供や、日系企業に勤めているベトナム人に日本語を教えていました。
日本語教師によくある話ですが、自分の日本語に非常に気を使うようになります。
以下は、日本人でも誤った使い方が目立つ表現です。
「食べることができる」という意味
×食べれる
○食べられる
「僅かである」という意味
×数えられるほどしかない
○数えるほどしかない
「厳然たる事実」という意味
×押しも押されぬ
○押しも押されもせぬ、押すに押されぬ
このように日本語の使い方はとても繊細です。
生徒に対して、どのように教えたらきちんと理解してもらえるかを日々考えていますが、実際の現場では、上手く行かないことの方が多く、日々試行錯誤しています。
これから、日本語教師養成講座を受講される方は、「どこで、どのような生徒」に対して日本語を教えていきたいのかを、少しずつでもいいので講座を受講しながら考えてみて下さい。
環境によって、教える内容が大きく変わります。それが、日本語教師の難しいところであり、職業としての魅力だと私は思います。
さらに、最近ではe-ラーニングによる授業形態を採用する日本語学校も増えてきました。
働き方の選択肢は様々あり、ご自身のライフスタイルに合わせて選択できる点もメリットの一つです。
私は元々、スポーツ団体の広報関係の仕事をしていました。現在は瀧澤学園の専門課程において、留学生に日本語を教えています。
”広報”という仕事の特性上、「言葉を扱う」ことが比較的得意な立場にありましたので知人の薦めもあり、他校ではありますが、日本語教師養成講座に入校し現在に至ります。
実際に日本語教師になり教壇に立って感じることは、”普段私たちが使用する”日本語と”教える”日本語は全く別物だということです。
私たちは言語としての日本語を感覚的に学んできました。しかし日本語を教えるにあたっては、日本語を一から勉強し、なおかつ教え方も勉強する必要があります。
過去のキャリアや日本語の上手い下手、話すのが得意・不得意は一切関係ありません。
それは、「上手に日本語を話すスキル」と「上手に日本語を教えるスキル」は全く異なるものだからです。
このような事からも、日本語教師に向かない人はいないのではないかと私は思っています。
そうか皆さまご自身の可能性を捨てないで下さい。
日本語教師になりたい人はもちろんのこと、海外で生活したい、外国人と接したい、一生涯できる仕事を探している方はぜひ、日本教師を目指してみてはいかがでしょうか。
日本の広報マンとしてあなたの力が必要なのです。
私は、中学校で国語の教師をしていました。
その時に、海外から転入してきた子供がいて、日本語を教えるサポートをしたかったのですが、どのように教えたらいいのか分からく、とても後悔した記憶があります。
その時、ボランティアで日本語教師が来たのですが、その様子を見て「これなら私にも出来る」と思いました。
当時の私は、定年も近づいており、定年後の仕事について「人の役に立ちたい」「元気な内は働いていたい」「何かしらのコミュニティに属していたい」という強い思いがあり、日本語教師養成講座を受講して日本語教師になりました。
今も、自分らしく働くことができ、とても満足しています。
日本語教師の現場は、「志の高いエネルギッシュな若者」と過ごすことができ刺激的な日々を送ることができます。
また、日本語教師は外国人から見たら、「日本の最初の窓口」になります。良くも悪くも大きな影響を与えることができる非常に重要な仕事だと思います。
定年退職もなく、長く第一線で活躍できる仕事ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
10月期生のお申込は、2020年9月24日頃までにお願いいたします。
※10月期生以降の募集も引き続き実施しております。
2020年10月1日から開校
3ヶ月、6ヶ月コースに沿ってカリキュラムを履修していただきます。
千葉県千葉市若葉区西都賀1-11-11
JR総武本線「都賀駅」徒歩3分
千葉都市モノレール「都賀駅」徒歩3分
学校説明会へのご参加、資料のご請求はお電話またはお問い合わせフォームにて承っております。「まだ受講するかわからない」という方も大丈夫です。まずはお気軽にお問い合わせください。
本学園の講師・担当による無料の学校説明会を実施いたします。
皆さまのお悩みや不安、課題や疑問に対して何でもお応えします。
個別相談も随時実施しております。お気軽にご相談下さい。
また、本学園の日本語学科にて日本語教師の実際の現場をご見学いただくことも可能です。
受講をご希望の方は出願書類を入校日の2周間前までに本学園まで郵送、ご持参下さい。
書類到着後、本学園より入校に関してのご案内をご連絡いたします。
初回授業日にご来校ください。
3ヶ月コース・6ヶ月コースによって履修のペースは異なりますが、420時間のカリキュラムを受講していただきます。
ご希望の方には就職のサポートをさせていただきます。本学園の日本語過程(国内外)、提携先の日本語学校などへの就職サポートもさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
全ての過程を終えると修了証書が授与されます。
日本語教師に必要な国家資格はありませんが、求人では次の3つの募集条件いずれかを求められるケースが多いです。
(1)文化庁届出受理講座で420時間の日本語教員養成研修の修了
(2)年1回実施される「日本語教育能力検定試験」に合格
(3)大学・大学院で日本語教育を主専攻または副専攻で終了
(1)(2)については、本講座の3ヶ月または6ヶ月コースにて習得することができます。
日本国内では、民間の日本語学校、大学、専門学校、ボランティアを中心に地域の交流センターなどで日本語を教える教師もいます。
海外では、中国、韓国にくわえて最近ではベトナム、タイ、インドネシアといった東南アジア地域が増えています。
また、現地の学校だけではなく、海外青年協力隊や国際交流基金からの公的派遣や、日本の現地法人で外国人に教えるケースもあります。
本講座の修了後、ご希望の方には就職サポートをさせていただきます。
当校の日本語学校(国内外)、提携している日本語学校など様々な就職先をご用意していますので、お気軽にご相談ください。
はい、問題ありません。
基本的に日本語を日本語で教えます。
多くの日本語教育機関では必要条件として外国語能力が求められることはありません。ただし、海外で暮らす場合などは最低限の英語、現地語を知っていたほうが良い場合もあります。
また相互理解の一環として、学習者の言語を少しでも知ろうという気持ちは大切です。
「話すことが苦手」「字を書くのが苦手」でも大丈夫です。
”私たちが普段使用する日本語”と”教える日本語”はまったく別物であるとご理解いただいて結構です。
日本語教師養成講座を受講するあなたは、他の受講者と同じスタートラインに立ちます。キャリアなども関係なく、どんな方でも挑戦する価値のある資格です。
ご安心ください。
日本語教師に年齢は関係ありません。
実際に国内外の教育現場では、定年退職をされた方など多くの年配の方が活躍しています。
国によっては年配者を尊敬する文化があり、信頼されることもありますし、これまでの経験を活かせるのも大きいメリットです。ただし、老若関係なく、柔軟に適応する姿勢はどの現場でも求められます。
はい、可能でございます。
欠席した場合の理論科目は、入学月期の翌々月期開校クラスまで振替可能です。
メールでのお問い合わせは、下記入力フォームより承っております。
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