千葉市で日本語教師養成講座を運営しています、CMB日本語教師養成講座の広報担当の野丸です。
定年退職を既に迎えていらっしゃる方、これから定年退職を迎える方の多くは”定年後の働き方”、”定年後の仕事そのもの”について悩んでいるのではないでしょうか。
仕事のは、私たちの生活の一部であり、規則正しく、健康的な生活を送る意味でも重要な要素になります。
現在の日本人の平均年齢は男女差があるものの、平均84.5歳で年々伸びています。医療、予防医療の発達により人生100年時代は、既に現実的な話です。
私たちは、定年退職後の第二の人生を含めた、将来設計を真剣に考える必要があるのです。
高齢者でも長く続けられる仕事を見つけよう
現実的な話として、高齢者(65歳以上)の採用事情は非常に厳しいです。
まずは下のグラフをご確認下さい。
2019年度の有効求人倍率は1.55倍と高い水準でバブル期を超えていましたが、2020年4月時点の有効求人倍率は1.32倍と低下しています。これは、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響により、休業したり採用を絞ったりしている企業が出ていると推測できます。
そして2020年8月の有効求人倍率を見ると、1.04倍となっています。この傾向はしばらく続き、有効求人倍率が1倍を切るのも時間の問題です。
これは、新型コロナウイルスの影響で売上が減少している企業や先行き不透明ない企業が求人を控えていることが最大の理由です。それと同時に、高齢者の中には、働きたいが、感染予防のため積極的な行動を控えている方もいることは想像できます。
実態としては、世の中に仕事がない状態であることは間違いありません。
自助努力によって仕事を確保する時代
このような状況下では、高齢者にも自助努力が求められます。
年金や資産運用などを通じて、定年後の生活が心豊かに送れるのであれば、それは素晴らしいことですが、そうでない方も多くいらっしゃいます。
”時代の流れ”と言ってしまえばそれまでですが、高齢者であると若者であろうと、一人ひとりが自立した生活を送るために、生涯に渡って使える資格やスキルを身に付けるのです。
一度資格を取得してしまえば、それはあなたの一生の武器になります。
幸いにも、今ではブロードバンド環境も進化していますし、ZoomやGoogleMeetなどのWeb会議システムも充実しています。
資格を取得して、働き方を間違えなければ、生涯現役で居続けることも可能なのです。
あなたの経験とキャリアは必ず武器になる
資格を取得することで、仕事ができる権利を獲得でいます。あとは、働き方の問題です。
私たちが提供しているに日本語教師養成講座についても、資格取得後の働き方は人それぞれです。
- 日本語学校で働く日本語教師
- 公共団体の日本語教師
- フリーランスとしての日本語教師
- ボランティアとしての日本語教師
- ホームシッターとして日本語を教える
このように日本語教師という働き方は、様々な働き方があるのです。働き方は様々ですが、あなたが求められるものは、とても多いです。
日本語教師という職業は「教育者」という立場柄、年齢を重ねる度に円熟味が増していく職業です。あなたの経験が活かされて人に頼られるということは、あなた自身が仕事にやり甲斐を感じ、生き甲斐を感じるのではないでしょうか。
あなたさえ望めば、生涯現役でいることだって可能であると、私は思います。
働き方はあなた次第です。あなた自身が頼りにされ、ライフスタイルに合わせた働き方が可能なのが、あなたが日本語教師を目指す動機になるでしょう。
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